
日商簿記1級は厳しい世界
日商簿記1級は、税理士や公認会計士などの国家試験の登竜門とされていて、合格すると、大学程度の商業簿記、工業簿記、原価計算と会計学を修得している証明となります。
受検者数はそれほど多くはありませんが、簿記検定の最高峰として、国家試験への足がかりとして人気の試験です。
それでは、日商簿記1級の受験者数、合格者数、合格率をまとめてみましょう。
日商簿記1級の合格率(平成30年~令和元年)
日程 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
第153回 (R1.11.17) |
9,481 | 735 | 9.8% |
第152回 (R1.6.9) |
8,438 | 575 | 8.5% |
第150回 (H30.11.8) |
7,588 | 680 | 9.0% |
第149回 (H30.6.10) |
7,501 | 1,007 | 13.4% |
平成30年から令和元年までの受験者数や合格者数、合格率などを見てみると、各回の合格率にかなりの差があることが分かります。簿記検定の中では一番難易度が高い試験だけあって、合格率を平均すると10%前後となり、ほかの級に比べると低い結果となっています。
6月と11月の年に2回行われる試験のうち、平均合格率が高いのは6月試験で、ほかの2級や3級とは異なった傾向となっているようです。
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