簿記のDVD同士を比べるなら、どう比べるべきか

簿記のDVDをつくっている会社は、ある時期を境に急増しました。DVDを使うことのメリットに、どこの教育機関もいっせいに気がついた時期があったのでしょう。

簿記のDVDが増えてしまったので、今の受験者には最適なDVDを1回で選び出す必要がありますね(何度も買い替える、申し込み直すなんてことをやっている時間はありませんからね)。

とはいえ、簿記のDVDも毎年どんどん変化しています。製品ごとの違いは実に微妙。確立された見極め方等はあるはずもありません。その代わりというわけではないですが、簿記業界に広く浸透している、DVDの作成方針について取り上げましょう。

1.(学校の)教室の講義を撮影するタイプ
学校の講義風景を収めるのは当たり前……のように見えるかもしれませんが、これは通学講座と通信講座の両方をやっている会社でないとできないことですね。
学校の講義を見られるのはいいことだと思う人はけっこういるようです。しかし、教室で撮影するとなると、生徒の邪魔にならないようにしないといけません。したがってカメラは1~2ヶ所に据えっぱなしになります。
そのまま撮影すると、実は逆効果です。なぜならば、講師や黒板の姿をずっと同じ角度から、同じ距離から撮影することになるからです。いざ再生してみると、見やすさや聞き取りやすさが物足りない結果になる恐れが強いのです。

2.専用のスタジオで撮影するタイプ
これは、どんな会社でも手間暇を惜しまなければ実現できます。もちろん、手間暇をどれくらいかけるかによって、仕上がりは大きく変わりますが。
いずれにしても、この方法で作成するならいろいろな演出を試みることが可能となります。カメラにしても、移動したり角度を変えたり、あるいはズームインやズームアウトを繰り返したり……と、迫力のある撮影・編集が考えられるわけです。簿記の教材にそのような要素入らないだろうという意見が出るかもしれませんが、長時間見続けるのですから、そのような撮影・編集は実は大切なのです。