
日商簿記2級, 独学
日商簿記2級の難易度を、重たく感じる人も多いですけど、逆に「たいしたことはない」と感じる人もいるんですね。
今では日商簿記2級に受かるための情報も(真偽はどうあれ)多く出回っていますから、それらを使いながら日商簿記2級を独学で受かろうとする人もいます。
ここでは、独学受験がどれくらい危険なのかを解説しましょう。
独学は本当に受かるのか
日商簿記2級を勉強するとき、教科書や参考書を本屋で買ってきたり、題集を買うかどこかでダウンロードしてきたりして、ひとりでやろうとする人たちがいます。これこそ独学の日商簿記2級の典型ですね。
それじゃ、日商簿記2級の試験に独学で受かるんでしょうか?
独学で受かる人は「いるそうです」。でもその人数や、合格者の間での割合は正直わかりません。
たまに、「日商簿記2級に独学で受かる人はたくさんいる」ってネット情報や口コミも
出てくるそうです。でもそれとまったく反対の情報だってよくあるんです。
私はどう考えるかというと、後者のほうですね。
日商簿記2級の独学は正直、変な方向に行きやすいはずです。
今は情報が多い時代で、独学をプッシュしてくれる日商簿記2級の教材もいっぱいありますけど、でも独学が怖い理由が大きく2つあると思います。
正しくない方向に勉強が逸れてしまうことがデフォルトになる
他のページでいろいろと、日商簿記2級の勉強法のヒントを書いていますけど、それを独学で、自分の力だけでやろうとすると、気がつかないうちに方向が脇道に逸れちゃうことがものすごく多いんですね。
例を出しましょうか? たとえば仕訳にしたって、その切り方や勘定科目の使い方を正しく覚えるのに、独学だとすごく回り道をしてしまう恐れがあります。
やっと正しいやり方に気がついたころには、何週間もかかっているかもしれません。それに、よくわからないことが出てきても誰にも教えてもらえないのはすごく足かせになります。
やっぱり独学は時間の無駄につながるものなんです。
途中で脱落することがたくさんある
日商簿記2級の試験勉強は、まあ長くても半年を超えるくらいになるのが普通です。「それくらいだったら我慢して勉強できるだろう」と思うかもしれませんけど、これがそうでもないんです。
高校や大学の受験勉強なんかとは違います。日商簿記2級の独学だけを毎日やっていればいいんだったら別ですけど、
忙しいとかモチベーションが続かないとかの理由で脱落する人たちは信じられないほど多いんです。ベテランの先生に教えてもらわないと、資格受験って続かないもんだと考えてください。
「1年くらいかかってもいい」という人たちだったら独学の日商簿記2級受験もいけそうですけど、そんな悠長なことはできない人のほうが多いでしょう。
独学は通学するときと違ってお金も時間もかからなくてよさそうだというのが、独学を選ぶ人たちの理由ですけど、通学や独学よりも実はいい方法があります。
最新の通信教育が、通学の独学の短所を取り除いた勉強をやらせてくれます。